comorie コモリエ 河川が最多!子供の水難死亡事故を防ぐために知っておきたいこと
河川が最多!子供の水難死亡事故を防ぐために知っておきたいこと

ライフスタイル

2017/08/01

0

河川が最多!子供の水難死亡事故を防ぐために知っておきたいこと

夏といえば海や川での水遊び。しかしやはり気をつけたいのは水の事故。特に子供は海よりも川での死亡事故が多く発生しています。楽しい思い出を悲劇に変えてしまわないために、知っておきたいポイントをお伝えします。

この記事をお気に入り登録する

579

死亡事故につながりやすい水難事故。発生の状況

死亡事故につながりやすい水難事故。発生の状況 警察庁が公表しているデータによると、平成28年に水難事故にあった人の数は1742人。そして、そのうちおよそ半数の816人が亡くなるか、行方不明のままになっています。

交通事故の場合、事故にあった人に対する死者数はおよそ160人に1人程度であることを考えると、水難事故の死亡率の高さが分かりやすいと思います。 河川が最多!子供の水難死亡事故を防ぐために知っておきたいこと_2 発生場所として多いのが、やはり海と川。全体で見ると海での死者・行方不明者が425人であるのに対し、川での死者・行方不明者は250人。魚とりや釣りの最中の事故が多いようです。

しかし、子供にかぎって見ると海での死者・行方不明者が2人なのに対し、川での死者・行方不明者はなんと20人。川で命を落としてしまう子供のほうが多いのです。

さらに、子供の場合は半数以上が水遊びや水泳中に亡くなったり行方不明になっています。

子供の死亡事故が多い、川の水難事故の特徴

子供の死亡事故が多い、川の水難事故の特徴 川での水難事故は救助がとても難しいと言われています。

理由としては、川底の石に足をとられて転倒する、急な深みなどに転落するなど危険な状況が突然おとずれるということ、池やプールなどと違って流れがあるために水難者を発見したり救助したりするのが難しいことなどが挙げられます。

また、川の流れはゆったり流れているように見えても少し離れた所に行くと急に流れが早くなったり、渦を巻いて激しく波立ったりというように、とても複雑な変化に富んでいます。

場所によってはダウンフォースと呼ばれる川底に引き込む流れがあったり、ホワイトウォーターと呼ばれる白く泡立って身体を浮かせることのできない水の状態になっていたりします。

その他には、川底の石や流木、人工のコンクリートブロックなどに足をはさまれたまま川の流れに身体を押され、抜け出せなくなるなどの状況も発生します。

このような状況では、泳げる人であってもその力を発揮することができずにおぼれてしまうケースが少なくありません。

川遊びをするときの注意点

川遊びをするときの注意点 川遊びをするときには、必ずライフジャケットを着用するようにしましょう。浅く、流れもゆるやかな場所で遊んでいても、すぐそこには深い場所があったり、転倒した拍子に流されてしまう可能性があります。


また、周囲の地形に注意することも大切です。自然の地形だけでなく、橋の足元や護岸工事などがされた人工物のそばでも複雑な流れができている場合が少なくありません。水難事故マップなどを活用し、危険な場所には近づかないようにしましょう。

さらに、川の特徴として上流に雨などが降ると急に増水する場合があることが挙げられます。遊ぶ場所だけでなく、上流の天候にも気を配り、水の流れに変化を感じた時は早めに安全な場所に避難するようにしましょう。

海で遊ぶときの注意点

海で遊ぶときの注意点 子供の場合は川での死亡事故が最多ですが、海での事故も多く発生しています。

海水浴場などで遊ぶ場合には、遊泳禁止になっているような危険な場所には絶対に入らないようにしましょう。また、沖へと流れていく早い流れ(離岸流)がある場所や、急に深くなる場所、波が強く出る場所などもありますので、周囲の状況をよく確認し、安全な場所で遊ぶようにしましょう。

魚釣りなどを行う場合には、天候の変化に気をつけるほか、ライフジャケットを着用するようにしてください。

水辺のレジャーの季節。川や海での遊びは楽しいだけでなく、自然に親しむなどさまざまな学びを子供にもたらしてくれるものです。安全に気をつけて楽しい思い出を残せるようにしましょう。
この記事にコメント書く
この記事の関連タグ
関連記事